2005年 02月 02日
夢一夜
ぼくの家は駅の近くの街なかにある古い日本家屋だ。
かなり古いので部屋も少ない。(これは現実に近いなあ)
詩人さんの家は、ぼくの家からはちょっと離れたところみたいだが自転車ぐらいで行き来できる距離のようだ。(現実にも確かに同じ区内ではある)
詩人さんは奥さんが出ていって、食事をしていないというので家で食べてもらう。
詩人さんは、なんだか若いころの詩人さんで、食事をしながらぼくとぽつぽつと話す。
今は「オペラを書いて収入にしている」と言う。
ぼくは、こんなに有名な詩人でも詩で食べるのはたいへんなのだと思う。
何故かぼくと一緒に住んでいるという母親が弁当をつくり詩人さんに渡す。
詩人さんはひとしきり食べ、ぼくとの会話が終わると、さっと風のようにドアから出て帰っていく。
それは、そっけないがスマートで芸術家らしい去り方だった。
ぼくには現実には存在しない妹がいてまだ少女だ。
妹はあの人は誰なのだろうという顔をする。
近くに住んでいるので、また逢う事もあるだろうと思う。
(昔見た夢、詩人さんは谷川さん と入れ替える。この頃知らなかったはずの配偶者さんとの別離、おそろしくも夢で予言してたのか(笑)。
by past_light
| 2005-02-02 21:06
| ■コラム-Past Light
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