「小話」

ホントは買うべきだったけれど、買わないで立ち読みしていた本があった。
世界の宗教的な世界で伝えられるような小話・・。
買っていないということは、手元にないので、記憶でカイタモノをのっけます。
まあ、だいたいディティール抜きに、大きなマチガイはない。でしょう。



三人の僧が旅の途中、ひとり寺で暮らす坊主のところに休息場所を求めて立ち寄った。
庭で火を囲み「主客の議論」に熱中する僧たちに、寺の坊主は尋ねた。
「あなたがたは、たいへんに、勉強なさっているお方たちと伝え聞きます。
そこで、教え願いたいのですが、たとえば、そこにある大きな石はいったい人の
内部にあるものでしょうか、外部にあるものなのでしょうか。どうかお教え願えますか」

それに僧が答えた。
「仏法によりますれば、すべて外部にあるものは人の心よりのあらわれ
であると申します。ですから、その石は内部にあるといえます。」

そこで坊主は一突き。
「なんと、あなたの頭はお固い。」

(禅の話しだったろうと思います。タワケ!!)


恋する男が、恋焦がれる女のテントの戸口に立った。
「もしもし開けて下さい」
すると、中から声が聞こえた。
「どなた」
「わたしですよ」
「ここは狭くて、ふたりはとてもむりなのです。どうかお帰りください」

男は砂漠に行き、うんとこさ・・考えた。

一年後、男はまた女のテントを訪ねた。
「どなた」 中から声がした。
「あなたですよ」
すると、扉が開いたとさ。

(イラスムの小話。ぼくは読んでイラスム教のイメージが変ったが、こんな深い話をユーモアに包めるのに・・と)

著名な学者が、禅の和尚を訪ね、教えを請いたいと願い出た。
迎えた和尚は客に茶を出した。
茶碗から茶が溢れ出しても注ぎ続ける和尚に、
客は「もういっぱいで入りませんが」と言った。
和尚は「なるほど、あなたの頭もいっぱいのようですな。空にしてからおいでなさい」
と言った。

(これも禅だと思います。説教臭いと嫌いな人も多いようですが・・、時々忘れやすいものがあります・・か) 2000.12・記述)
[PR]
トラックバックURL : https://past.exblog.jp/tb/189012
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by past_light | 2004-09-05 02:00 | ■Column Past Light | Trackback | Comments(0)

過去と現在、記憶のコラム。関連ありなTBはラヴリー。リンクはフリー。コメントはブラボー。


by Past Light