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Twitterやってみたけど、携帯電話ないので、外ではせいぜいiPodタッチだなあ。もっぱら家からになりそうです。やっている人がいたらフォロー「させて」ください(笑)。そういえばフォローミーという映画もありましたけど・・(笑)。
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by past_light | 2010-01-28 19:07 | ■ちょっとミニメモ | Trackback | Comments(3)
「頭の大きな男のはなし」
先日紹介した「昔話へのご招待」は、夜寝しなに寝床で二回分ぐらいづつ聞いている。だからまだ楽しみが当分ありそうだ。
それで、昨日聞いた『遠野の語り手・鈴木サツ(語りを聞く)/わらべうた』の回、サツさんの絶妙な語りはすばらしい。それ自体が作品だ。しかしお話の内容は翻訳聞かないと解らないところも多い(笑)。
その「頭の大きな男の話」を聞いていて、これは落語にしたらいいなあ,と思った。もしかしたらすでになっているかもしれないが。
それで落語風に採録・・。
・・・・・・
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ご隠居、おめでとうございます。

おや,くまささん、早々おいでかい。ああ、おめでとう。
それにしてもどうしたい、またカカアと喧嘩でもしたのかい。

聞いてくださいよ、カカアのやろう亭主の俺に「正月だからって、いつまでもごろごろしてんじゃないよ、まったく頭はでかいだけで中身は空っぽかい。ちったあ金の成る知恵でも出したらどうだい」なんてぬかしましてね。正月だからゴロゴロできるってもんで、こちとら。

ははあ、またつまらない喧嘩だね。
それにしても晦日に床屋行ったばかりってえのに、またよく伸びる毛だね,お前さんの頭は。

なんかご隠居におもしれえはなしでも、って事でご挨拶かねがねってわけで。

おもしれえはなしかい。
じゃ、こんなのはどうかい。

へ。


昔,頭のえらく大きな男がいてね。

あっしのはなしですかい(笑)。

男の頭のでかさにどんな床屋も嫌がってね、剃っちゃくれないで困っていた。
で、まあなんとか剃ってくれる床屋が見つかって、まあ七晩かけて男の頭を剃ってやったそうだ。

へえ、またすごい頭ですなあ。

しかしな,剃り終えたのはいいが、頭のてっぺんの方を剃刀で切っちまったそうだ。
それでしょうがないってんで、男は柿の種を埋めて塞いでおいたそうだ。
暫くすると男の頭から柿の木が生えてきて、やがて立派に実を成らせた。
その柿はえらく美味でな、町のみんながもらいにきた。
そんなに美味いならってんで、男は殿様に差し上げに行ったら殿様もたいそう喜んで、男に褒美を持たせて帰らせた。
それをうわさで聞いた柿屋が「頭にできた柿で褒美をもらうなんてとんでもねえ奴だ」ってんで、男が寝ているうちに柿の木を切っちまった。

なんだ,金の成る木かと思いやしたが・・。

男の頭は切り株だけになったが、やがてそこからキノコが生えてきた。
またそのキノコの美味たるもので、みんなもらいにきた。それでまた殿様に差し上げたら、また喜ばれてな,褒美をたんともらったそうだ。

とんでもねえはなしと思いやしたが、なんだか羨ましくなっちゃいやすね。

だがな、今度はキノコ売りに「とんでもねえやつだ。頭にできたキノコで褒美をもらうなんて」ってことでな、男の頭の切り株が掘り起こされてしまってな、大きな穴が空いちゃったそうだ。

ありゃぁ、想像できない痛さですな〜。

それで,男は仕方ないってんで、水を入れて穴を池にしてね、鯉を飼ったそうだ。
その鯉がまた立派に育って、どんどん増えた。それでその鯉の美味なことが評判になり、みんなが御馳走になりにきたもんで、男はそんなに美味いならまた殿様に、ってんで差し上げたらまた殿様は喜んで褒美をくれた。

どこまでも運のいい男ですな。

だけど、それを訊いた鯉屋がまた腹をたててね。
「頭の池で飼った鯉で褒美をもらうなんてとんでもねぇ奴だ」ってんで、男の頭の池を土で埋めちまった。
しょうがねえから、男はその土で大根を育てたら、これが立派な大根になった。そりゃあゆうに十里にもなる大きさの大根だったそうだ。

十里ですかい。こりゃおでれえた。それじゃ食いきれねえや。

ところがね。男はその大根を「ごり、ごり」て食べちゃった。

なんでえ、駄洒落ですかい(笑)。
でもご隠居、大根の葉っぱのほうはどうなってんですかい、ええ。

こりゃあね、は・な・し・だよ。

おあとがよろしいようで。
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by past_light | 2010-01-04 18:00 | ■コラム-Past Light | Trackback | Comments(12)
年賀状について
特別擁護老人ホームに週に一度、三時間だけ夕食の食事介護のパートに行っている人が、今年は元旦にその日があって、そこであったというこんな話を訊いた。

いわゆる車いすでの生活や、認知症をわずらった老人たちばかりの施設。
認知症の一人の女性に一枚の年賀状が来た。手にすると彼女の表情がぱっと変わり、年賀状を胸に抱きしめていたそうだ。その女性は食事も普段あまり進まなかったが、その日はたくさん食べていたという。それでまわりがびっくりした。

ぼくは非常に義理堅くないので(笑)、このところあまり年賀状には熱心ではない。特にここ数年は無精がひどくなった。それでも何人かは毎年送ってくれる人がいるので、お返しの年賀状は必ず出させてもらっているのだが。そんな中には二十年以上会っていない人も多い。印刷されたご家族の写真を毎年見ていると、子供の成長などはいやいや時の経つすごさをひしひし、というぐあいだ。

で、年賀状はどうでもいい感じになっている自分がいたので、先きの話を訊いて内省してみた。それでそういう場合の年賀状の、ぼくも思い及ばなかった力を知らされた。
その年賀状を胸に抱きしめた女性を思うと、ぼくも年をもうすこしとったら(笑)、忘れそうな人に出してみようとなんとなく思っている。
忘れ去られた方がこちらの場合、出した年賀状はさて喜ばれるかどうかわからないのだが(笑)。
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by past_light | 2010-01-03 20:35 | ■コラム-Past Light | Trackback | Comments(10)
昔話へのご招待
ポッドキャストで配信されているので、福岡のFMみたいですが、こちらでも聴けます。
昔話大学の、この小澤俊夫さんというのは、指揮者の小澤さんの兄さんということです。
この小澤俊夫さんの語りも、とてもフレンドリーで、ふたりが兄弟という感じがよく伝わります。
それからましてすごくやさしい感じです。
小澤俊夫さんの解説が昔話の世界の奥深さとか、「シンデレラは三度お城へ行った。白雪姫は三度殺された」なんて本物のグリム童話の意外な事実を教えてくれますよ。
「三年寝たろう」や「かにのふんどし」などの小澤俊夫さんの解説はお母さんたちには必聴。
「幼い子ども向けの昔話・わらべうた」の回では、朗読者の「ねずみのすもう」がホントにかわいいです。

村の野原で、じいさんちのやせたねずみと、長者さんちのふとったねずみが、いつも相撲をとっていました。
じいさんちのねずみはいつも負けていて、それを見たじいさんは、家へ帰るとばあさんに、餅をつくって食べさせてやれって言いました。
ばあさんが餅をつくって戸棚に入れておくと、ねずみはありがたく食べ、そしてまた相撲をとりにいきました。

今度は何度か勝てるようになりました。
長者のねずみは「なんで強くなったんだ?」と訊きました。
「ばあさんが餅をつくってくれたんだ」
「おまえはいいなあ、俺はそんなことしてもらったことはないぞ。おれも餅が食いたいな・・、今夜行ってもいいか?」
「う〜ん、家は貧乏だからなあ、またつくってもらえるかどうか・・・」

それを聞いていたじいさんは、ばあさんにまた餅をつくるように言いました。
残り少ない餅米でしたけれど、ばあさんは餅をつくってやり、また戸棚に入れてやりました。
それから布を縫い合わせて、小さなふんどしもふたつ、つくって入れて置きました。

訪ねてきた長者の家のねずみとじいさんちのねずみは、とても喜んで餅を食べました。
それからふんどしを見て、「おまえはいいなあ、おれはこんなことしてもらったことはないぞ」と言いました。
二匹はばあさんのつくってくれたふんどしをして、「よいしょどっこいしょ・・」と相撲をとりました。

原文じゃなくてお話の筋の記憶からです。聞き返したらディティールは相当間違ってます(笑)。
このかわいい話は耳で聞くと「癒されます〜」ってアナウンサーは言ってますよ。

ということで、例年の感じですが、人のふんどしでの「御年玉」でお教えします(笑)。
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by past_light | 2010-01-02 18:29 | ■コラム-Past Light | Trackback | Comments(0)
あけましておめでとうございます
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by past_light | 2010-01-01 15:54 | ■ちょっとミニメモ | Trackback | Comments(2)