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山田太一ドラマ発展中

 ひさしぶりに山田さんが連続ドラマをやるので、これもひさしぶりに録画して毎週観ている。
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 倉本さんの「風のガーデン」も中盤から観ていたけれど、倉本さんの覚悟みたいなものや出演していた緒形拳さんの不思議な境地みたいなものが強くて、それが全体の重量感になって、倉本さんは、昔気になってどうしても頷けきれないその強引さを、やはりどこまでも極めていく場所に、じつはなにかあるような世界観を創りだして行くようなタイプなのか,とそれも面白くて興味深くて、ドラマも後半のみとはいえ、欠かさず観るようになった。

 本当にタイプが違うのが、テレビドラマの世界で際だつような思いのする、ふたり。
 山田さんは、どちらかというとありふれた主人公に見える設定から始るのが常だ。
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 昨日の4回の物語も、たぶん中盤に差しかかってきて、そして最後のちょっとした展開に「おっ」とうれしくなった。
 それは、登場人物のひとりである、女性側の父親役の岸部一徳さんが気になっていたからだ。
 他の登場人物たちは、ほとんどキャラクターが徐々に伝わりはじめて、おぼろげに輪廓やら、それからどうころんでいくか、などなどこれからが楽しみになるところを感じていたが、岸部一徳さんの、どうも普通すぎる特徴を殺したような冷たい感じの人物像が、そのまま進行しちゃうのか、気になり始めたところだった。

 それにしても、「こう来たか」という展開が楽しみな次回以降のドラマだ。
 じつは「女装倶楽部」に通っていたふたり、、、とか、まあ思いっきりやってほしい(笑)。
 そうしてバランスして行く山田太一ドラマの、ありふれた奇跡が楽しみであるのです。

 ドラマ知らない人はすみません・・・。
トラマのサイト
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by past_light | 2009-01-30 16:35 | ■Column Past Light | Trackback | Comments(0)

本日のレビュー

■みみをすます  谷川俊太郎

ライトなヘビー級

ライトなトレーシングペーパーのカバーの奥には、長新太さんの、もによもにょの線とシンプルな色彩が強烈です。加えて本文の絵の主張もすごい。
耳もすまし、眼もすまさないと、さらりと読み終えそうでもったいない。

「みみをすます」、詩は以前にも読んだことのあるものですが、なんと谷川さんの朗読のCDが付いています。
谷川さんの朗読のファンの方には、少し収録が短いのが残念ですが、買わないでおくのももったいない。そんな思いの、英語とのバイリンガル収録。


■家族の肖像  谷川俊太郎 谷川賢作、ほか

家族の日常、年月は愛おしい、

もう、聴き始めてからずいぶん経ちました。
谷川さんの朗読はカセットブックで聴き始めてから長いつきあいですが、この「家族の肖像」では、今までになく深い人間のドラマが盛込まれている。
読まれる「詩」のひとつひとつは、詩集を読んでいる人には馴染みのあるものばかりなのに、こうして「家族」の物語として時間の流れが刻々,しみじみ、そしてせつなくも成立してしまう、改めて「詩」の持つ普遍性の力を思い知らされる。

語られてあるのは架空の家族とはいえ、「家族」ひとりひとりに光が当てられていて、不思議に誰しもが共鳴し、心に届き,またはえぐられる痛みさえあるだろう。
書き下ろされた賢作さんの音楽、参加した歌い手のこころみの挑戦、収録されている幼児の声の無垢,ともども、このアルバム全体を構築して、例を見ない新鮮なコラボレーションともなっている。

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■ Upojenie  パット・メセニー、ほか

透明感の供宴

iチューンで、短い旋律だけど試聴して、全体を聴いてみたくなった。
ボーカルの女性の声にも気持ちよい透明感があり、パット・メセニーのギターの音色と実によく合っていて、いいコラボの企画。

もともとのパット・メセニーの極上のテクニック、それ以上に曲作りのセンスの良さ,音楽的に越境して行く多彩さは感じていますが,このアルバムの民族色のある旋律も、パット・メセニーのいつものしっかりとしたギターの演奏音とが絶妙に重なって魅力的なアルバム。


■The Spice of Life   アール・クルー

大人のバックグラウンド

とにかく、アール・クルーのギターの音色を聴くと、なつかしさとおだやかさと、なんだか地上の楽園をイメージしながら目を閉じたくなる。

このアルバムは懐かしいスタイル、それから変らぬナチュラルなギターの弦の響き、それらが控え目なバックの演奏とともにまさに極上のブレンド。

なにか変ったのかな,と思い巡らせば、アール・クルーも年齢を重ねて,さらにやさしく穏やかに、音楽に溶込んで、演奏者の姿さえ視界から消えるほどの境地へ・・と、そんなふうに完成されて行くアール・クルーの自然体に、聴き手も肩の力を抜く。
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by past_light | 2009-01-18 18:15 | ■Column Past Light | Trackback | Comments(0)

Stop the Violence in Gaza

下記で署名ができます。
名前などはローマ字表記で、表示は匿名が可能です。
Stop the Violence in Gaza-ウエッブ署名
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by past_light | 2009-01-08 20:59 | ■ちょっとミニメモ | Trackback | Comments(0)

6歳と7歳のカップル、結婚するためにアフリカに駆け落ち ドイツ

6歳と7歳のカップルがアフリカに駆け落ちしようとしていた

楽しい写真だ!
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by past_light | 2009-01-07 16:16 | ■ちょっとミニメモ | Trackback | Comments(0)

外野が言ったるよ

 先程TVで、日産の仏蘭西社長と村上龍が話して居たのを垣間みていて、実は前から村上龍というのは好きになれなくて、前に読んだ劇画世界風の人気小説も、もううんざりするほど嫌いで、どうしてそんなに評価するの・・、と個人的には不思議なんだけど,それは置いておいても、彼の語ることもいつも軽くて・・,それからなにさまか・・と(笑)、まあこのくらいにしておいてあげるけれど、好きなひとはごめんなさいね。好きな人在れば嫌いな人有りですから。
 村上龍は現在の「派遣社員のひとをやめさせること」には、一定の理解をしているようだ。まったく企業の代弁者みたいに、言っていることは、ゴーンさんにはありがたいだろう、そんな「振り」。
一定の理解,というよりも聞いていると全的に賛同,理解しているようだ。
 理窟は簡単、そうしないと、会社の存続が中長期的に見て危うい。危うくなったら、もっと雇用には影響する・・。かつてない危機だ。

 誰が聞いても正論みたいだが,そもそも都合良く儲るときだけ雇って,危うくなったら簡単に切れる。そういう仕組で財産を増やしておくことは資本家なら誰でもできそうだ。企業にしてみれば、一方で批判されているような「持ち金」が充分ありながらの雇用切りも、企業自体の今後の成長投資、設備投資、等々に、それはそれは必要な蓄えだ、というわかりやすい理窟だ。
 しかし、そもそもそういう仕組で,組織を成立たさなくてはならず、そうじゃないと競争に勝てないし、というのなら、やっぱり根本的にそもそも間違っちゃった仕組じゃないか、・・とは村上龍は言えないのだね。やっぱり顔を見ても浅いもの。

 それにしても、なんでとても高価で,維持にもお金がたくさんかかり、保管にも面積も必要な「マイカー」が、そんなに売れ続けなくてはならないのでしょう。
売れ続けないと世界は働く場所もなくなり、生活も困窮するのか?
それは今までの利益を単に維持したいが為の理窟,嚇しにも聞えるのはぼくだけか。

 それから、たくさんの従業員を抱える大企業という意味を考えると,内部で働く人というのは、その大企業国の国民みたいなものだろうから、国にはやっぱり大きな責任があるだろう。正月前に有無もなく路頭に迷わせる、というのは正気な沙汰だろうか。
 それから、ばかみたいに聞えると思うけれど,勇気を持って言うと(笑)、もし国,世界経済が、各々、小さな企業、・・仮に数十人ぐらいの規模で成立っていて,それが連繋しあっていての社会なら、1つの企業が危うくなっても,化物みたいな鳴物入りの、大きな社会の不安も招くこともなく,なんとか仕事や従業員は他で相互に吸収しあったり、といった融通もできるかも知れないなあ、、と思ったりするのですね。うん、そういう経済理論って,どこかにあるのだろうか?、のんき村なんかにありそうだね、と言われそうだが。
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by past_light | 2009-01-06 02:22 | ■Column Past Light | Trackback | Comments(2)

謹賀新年

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                  本年もよろしく御願いします

                           2009年元旦

デジカメ写真をポラロイド写真にできるソフト
リアルな音,待ち時間のユニークさが、たのしいソフトでした。こちらで、ソフトが手に入ります。フリーです。MacもWindowsもあります。
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by past_light | 2009-01-01 16:52 | ■ちょっとミニメモ | Trackback | Comments(4)

過去と現在、記憶のコラム。関連ありなTBはラヴリー。リンクはフリー。コメントはブラボー。


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