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「最後になるかも」息子亡くした101歳母、車いすで参列

しかし、欣平さんは、出征前の身もだえするような葛藤(かっとう)を、その日記に残していた。

 <九月二十七日 自分は命が惜しい、しかしそれがすべてでないことはもちろんだ。(中略)死、死、一体死とは何だろうか。(中略)政府よ、日本の現在行っている戦は勝算あってやっているのであろうか>

 <十月四日 もう学問など出来ぬと半ば捨て鉢とでもいう気持ちになると、小説がむやみに読みたい。(中略)ああ もっと本を読んでおけばよかった>

 <十一月某日 俺(おれ)は気が狂いそうだ。(中略)戦争、戦争、戦争、それは現在の自分にとってあまりにもつよい宿命的な存在なのである。世はまさに闇だ。戦争に何の倫理があるのだ>

「今年で最後になるかもしれない。どうしても行きたい」。体調を危ぶむ家族にコトさんはそう言い張って、二十数年ぶりに全国戦没者追悼式に参列した。「最近は布団に横になりがちなのに。何か感じているのかもしれません」と、三男の彰平さん(67)は話す。

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by past_light | 2007-08-15 16:01 | ■ちょっとミニメモ | Trackback | Comments(0)

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