キリコの街

b0019960_116209.jpg

多摩センターに初めて降りた。京王線と小田急線があって、交通の便はよさそうだ。
最初は夜。駅正面にそびえる階段へと続く建物の夜景は、「キリコ」の絵の、あの自転車の車輪を回す少女の影が出て来そうだった。初めて見るとなんとも不思議な街ですね。
駅前しかまだわからないけれど、都市計画でしっかりつくられている街のようだ。昔の漫画の未来都市の図面を思い起こす。
いわばかなり人工的だが、都心へ通勤する父親と家族にとっては至極快適な街かもしれない。山田太一のドラマはこのあたりの住宅街がよく使われているんだろう。
b0019960_1164025.jpg

それから左右には大きなメジャーなショップがたくさん並んでいるので、労なく男女がデートできる。それから若い子供づれの家族が多いので、厚生大臣一度来ておくれ。
しかし、カンカン照りの夏はちよっと歩きたくないかもしれない。いわゆる隠れる場所がない。
[PR]
トラックバックURL : http://past.exblog.jp/tb/6495265
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by falanx at 2007-02-22 02:19 x
この頃、コメントを書いてばかりいる。出過ぎかも。
中学生になった頃、シュールレアリズトたちの絵が載った安物の本を買った。それをよく眺めていた。
キリコの絵も載っていた。僕は、キリコがシュールレアリストだかどうだかも知らないが、実は僕はあの時代のシュールレアリストたちの絵がいちばん好きだ。
イブ・タンギーとかすごく印象に残っている。でもなんといってもいまでも(そしてこれからも)大好きなのが、ルネ・マグリット!
「ピレネーの城」や「大家族」はいつ見ても頭がポーッとなってしまう(でも本物はみたことないくせに)。
ちなみに過去の外国のアーティストで僕が好きなのは、小説ならカフカ、画家はマグリット。どちらも作品の印象が乾いているのがいい。そして実人生で平凡をよそおって生きているようなところがこれまた驚異。
Commented by past_light at 2007-02-23 02:01
falanxさん、こんばんは。イエイエ、出過ぎなんて、とんでも。
むしろもっとお願いします(笑)。
シュールはぼくもはじまり、基本ラインにありまして、ほとんど独学としてはたいへん勇気を与えられたものです。
ダリ、マグリット、は少年から馴染みやすい世界ですね。
マグリットは昼と夜の共存する世界が特に好きでした。
ぼくは幸い東京に長くいるので、マグリット展示会も2度ほどは行ったと思います。
でもマグリットやキリコは、絵肌、マチエールが均一なので、印刷物でもかなり実物と変わらない印象が持てますよ。
ぼくはマックスエルンストが最初は大好きでしたね。特にフロッタージュという手法は面白くて、よく木目なんかに紙を当てて、鉛筆で擦ったりしました。タンギーを御存じですか。彼は船乗りだったということで、海の底を思わせる世界に浮遊するボーンのようなフォルムが印象的ですね。
平凡を装って、というとアンリ・ルソーも思い出します。
by past_light | 2007-02-18 01:31 | ■ちょっとミニメモ | Trackback | Comments(2)

過去と現在、記憶のコラム。関連ありなTBはラヴリー。リンクはフリー。コメントはブラボー。


by Past Light
プロフィールを見る
画像一覧