山の郵便配達その後

 いよいよ梅雨に入りそうな空模様になって来た。
 最近はあまりチャンネルをあわせることがが少なくなったけれど、BSなんかは映りづらい日々が続きそうだ。

 今夜は「山の郵便配達」をやっていた。観た映画だからと、テレビを消そうと思ったけれど、なぜか消せない・・。
 思い出す、ゆったりとした時間の流れ、そうそう、この風景と共に背後に流れる音楽のことは書くのを忘れていたんだな。環境音楽とか、アンビエントミュージックとか、以前はよく言ったけれど、このサントラは山岳の風景とその空気感、人の心のなかにあるスペース、そういうものを伝えてくれていると感じる。

 それよりも、ともかく消せないので、途中からだけど録画することにした。それで、食事の後、一時間あまりだが観終った。
 気づいたことは、NHKBSで放映する際に、字幕をレンタルのモノとは、新に書き換えているようだということ。ある程度文字数を削って見やすくしたりするという配慮もあるのかも知れないが、ときにやり過ぎだと思うことがある。

 「山の郵便配達」でもそれは致命的だった。もちろんそれはこちら、個人的に判断してのことなんですが。
 その部分は、崖から落ちたことがある父親が、村びとに助けられたことを話す会話のところ。そのシーンの会話の最後に、ぽつりと父親が言う「恥ずかしかった」という字幕を省いてしまっている。
 放映する方は重要ではないと踏んだのか、それとも・・助けられたのを、恥ずかしい・・と言うのに、なにか問題を感じたんだろうか。「うれしかった」ならよかったとでも・・。
 この会話は、このぽつりと言う最後の「恥ずかしかった」という言葉が大事で、なくなれば意味があまりない会話だと思う。

 NHKは、実はかなり言葉の端々に神経を尖らせていると感じる。NHKは映画のレビューを載せてくれるサイトがあり、ふたつだけ載せられなかったぼくのレビュー記事がある。
 そのふたつが載らなかった理由は、ぼくにはよくわかる。・・ともかく言葉には尖らせているようなんだな。それで、疲れてしまって時々感性が鈍るのかなとも。

 もとい、この映画はやはりシンプルですばらしい。多分何度観ても飽きないだろう。

 「山の郵便配達」検索ワードで今日は何人も訪れてくれた方がいました。ありがとう。
★過去ログ「山の郵便配達」
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by past_light | 2006-06-07 03:02 | ■主に映画の話題 | Trackback | Comments(0)

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