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みさおとふくまる  この幸福感とともに在る孤独感の普遍
ネットでいつくかの写真に出会ってからというもの、おばあちゃんとふくまるのなんとも密接な暮らしに思いを馳せた。
みさおとふくまる
写真にはふたりが共に生活している日常のかけがえなさ、ひとこまひとこまが眩しい。
そしてそれゆえにどうしても背後にある時間の流れのことを思わずにはいられなかった。

二人の日常の瞬間の至福を眩しく感じれば感じるほど、ある切なさが胸を締め付けるのを禁じ得ない。
でも多分、そんなことは余計なことなのだ。
人間はその時その場の幸福を精一杯に感じて喜び、一日を満足して終えるべきなのだ。
永遠など叶わないことを。一日の眩しい光を、人の心理・思考という狭い箱のなかで閉じ込め、愛着して陰りを与えることの愚を思い知るべきなんだ。
「無常」とは真理であり悲しいことではないのだから。

しかし、それでも撮影者のファインダーを覗く目にきっとある情感だから、眩しい幸福感の中に去りゆく時間の儚い美をも、人は胸にしみじみと抱きとめるのだろう。
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伊原美代子ウエッブサイト
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by past_light | 2013-04-18 19:36 | ■Column Past Light | Trackback | Comments(4)
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Commented by さすらい at 2013-04-19 00:06 x
とても良い写真ばかりですね。被写体に撮影者の気持ちも投映されているような気がします。少なくとも、若いカメラマンさんではないような気が。見ている私自身、30年前と今とでは受け取るものが違います。30年前には分からなかったけど今なら分かりそうです。
Commented by past_light at 2013-04-20 00:35
さすらいさん、
>若いカメラマンさんではないような気が。
ブ~です。(笑)
若い女性ですよ。
オフィシャルサイトをご覧になるとわかります。
ホントのおばあちゃんみたいですから、双方に無理がないですね。
Commented by さすらい at 2013-04-24 21:34 x
なるほど、実祖母なんですね。ならばそれだけの歴史があるのでしょう。祖父母世代を私は知りません。親が子どものうちにほとんどなくなっています。私にとって、祖父母世代はミステリアスです。
Commented by past_light at 2013-04-26 16:11
家も直系のばあちゃん爺ちゃんは早く亡くなってますが、ばあちゃんと呼ぶ人がいました。それで経験的にばあちゃんという響きは個人独特の記憶があります。