クリスマス・キャロル

 スクルージじいさんは、けちでしみったれ、町のみんなのきらわれもの。

 「ふん、にんげんなんて、すきじゃないのさ」

 なんたって、わしは高利貸し、容赦ないビジネスだもん。
 金はあっても使うもんか。・・ぼろぼろカーテンにぼろぼろベッド。

 死んだ同業者のマーレイの亡霊に、「俺のようになりたいか」と忠告されるけど、
 「そんなものはしんじないぞ」

 一番目の幽霊は過去を見せてくれた。
 「しあわせだった、彼女と結婚するはずだった。おれはばかものだ」

 二番目の霊は現在の霊だ。
 「人生は楽しまなくっちゃな。気がつけば終りの時だよ」

 三番目の霊は、一番こわい。
 「たすけてくれ ! すっかりわかったよ。こうして教えてくれたのは、まだ望みがあるからなんだ」

  十数年ぶりの「クリスマスキャロル」。
 病弱のはかない少年のソプラノも、なんて、せつないお歌のうたい方・・。

 スクルージじいさんが、クリスマスの朝、三つの悪夢から目が醒めて、人生を大好きになり、生まれ変わるシーンのすばらしいこと。
 この役者さんは、スクルージじいさんに普遍的な印象を与えたんだね。

  聖書のはなしに「放蕩息子の帰還」というのがある。
 もともと良い子もいいけれど、神は放蕩の果てに疲れ果て、そして気がついて、わが家に帰ってくる息子を、たいそうお喜びだと言うことだ。
 なぜなら、なくなったと思っていた捜し物が見つかったのだ。死んだと思っていた息子が帰ってきたのだから。

 みなさん、そして高利貸の人も(笑)・・メリークリスマス!!
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by past_light | 2004-12-24 01:52 | ■主に映画の話題 | Trackback | Comments(0)

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