「ウイグル人1万人が消えた」=ラビア・カーディル氏、会見

会見内容

 ・・・また会場に来ていた中国共産党の機関紙「人民日報」の記者が、カーディル氏がまるで現場を目撃したかのように話せるのはなぜか、また同氏がかつて中共のもとで事業に成功し富豪となったことは先ほどの話と矛盾しないのかと質問したのに対し、カーディル氏は次のように答えた。

 「メディアではなく中共の宣伝機関である人民日報と、この場で言い争いをする気はない。5日の事件発生直後から、世界各国のウイグル人が電話などで現地と頻繁に連絡を取っている。また事件当日に現地にいて、その後、国外に脱出した目撃者による直接証言も得ている。それらの情報を総合して話したのであり、信憑性は高いはずだ。もちろん個々の証言の確認作業も進めている。第2の質問についてだが、私はかつて一部の人間を先に裕福にするという中国の政策のもとで富を得た。私はその金をウイグル人のために当てたので、ウイグル人の中で私の存在感が一気に上がった。そのような私を利用するため、中共は政治の場に私を引き入れた。当時の私はまだ中共を信じていたので、自治区の法律に則って民族の権利が守られるよう主張し、行動した。そのため中共は、私を監獄に入れたのだ。中国共産党はウイグル人の生活を破壊した。あなたには、宣伝機関の人間ではなく、1人の報道者として現地を回り、真実を報道するよう希望したい」

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Commented by さすらい at 2009-07-31 20:11 x
鄧小平の、まず豊かになれる者から順に豊かにしていくという方針を思い出し、共産主義の理念と矛盾しないのか、人はそのように理想通りに行動してくれるものかと疑問を持ったことを思い出しました。ウイグル地区やチベット地区、モンゴル地区は、確か清朝の時代に中国の領土になりました。それから、数百年たっているのに、
民族問題で何も変わっていないのかと思います。清朝末期だったかウイグルの地域は一度独立運動を起こしたところです。当時のロシアやイギリスに利用された節もありますが。毛沢東は、民族問題をどう考えていたのか不可解です。アイデンティティというものをわかっていなかったのか。また、「自治区」という扱いの中にどこかうさんくさいものが感じられます。
Commented by past_light at 2009-07-31 21:21
そうですか、やはり歴史にはくわしいですね。
チベットも、今回のウイグル地区とまったく同じことが起きたと言っていましたが、武力だけで、いつまでも国を治められるという歴史はないです。
中国は映画でも観ると、ほんとに本来多様な場所の多様な人々で構成されているわけですが、人権に至っては相当意識が遅れていると感じられます。あまりに経済の魔力に捕まってしまったとも思われます。
多様な人種の人権の問題は歴史的にアメリカも日本も,イギリスも様々な国が通過してきたことですが、やはり動機の中には土地や資源の搾取が大きい誘因でしょうか。
最近はやはり北京中心の情報ばかりで、情報操作もあまりに露骨だと感じられます。
Commented by もんどのすけ at 2009-07-31 23:02 x
小生はシルクロード関係からウイグルの問題を知ったのですが、小生としては珍しく義憤(?)に駆られブログまでつくってしまいました。
http://mondonosuke.wordpress.com/

東トルキスタン(ウイグル)で中国政府のやっていることには甚だしい憂慮される疑惑がある。
また人権の問題だけではなく、東トルキスタンの文化そのものが危うい状況にある。カシュガル旧市街(老城)の破壊の問題もその一例。
Commented by さすらい at 2009-08-01 00:53 x
最近読んだ「疫病と世界史」(マクニール著 中公文庫)は、人類の疫病との戦いとそれが歴史及ぼした影響を考察していますが、おもしろいのは、病原体の寄生をミクロ寄生と表現し、権力者の搾取をマクロ寄生とよんで、両者を同じ土俵に乗せて論じています。中国の場合もマクロ寄生の延長線上にあるのかとふと考えてしまいました。官僚が私腹を肥やすなどは、完全なマクロ寄生ですね。細菌やウイルスと権力者をわざわざ並べていることに作者の大いなる皮肉を感じました。

Commented by past_light at 2009-08-01 01:25
もんどのすけさん
そうですか。すごいですね。
たしかに、チベットでも、同じでダライ・ラマの要望も、文化,宗教、言語を継承できることが求められていますね。
一度死んでしまったらもう戻らないものの中には、何千年と培われた智慧が入ってますからね。
Commented by past_light at 2009-08-01 01:26
さすらいさん
たしかに。
よく漫画での悪魔はちいさなばい菌のようなフォルムでも描かれますが、感染者は権力者の中に多発するわけですね。
Commented by さすらい at 2009-08-01 02:39 x
中国史を読むと、自らを「中華」とよび、周辺の国を未開人のように扱っていますが、不思議なことに、記述に人種的な特徴、黒いとか白いとか見てくれについての記述が少なく、その代わりに、文明の度合いではかっているようなところがありました。相手がどんな習俗で、どの程度未開かという物差しを当てているような感じでした。
だから、現在の人種的な物差しは古来の中国の文脈と違ってしまったようで違和感を感じてしまいます。
Commented by past_light at 2009-08-01 20:30
そうですねどうも「経済力」がいちばんの優先順位になると、人間も環境もむちゃくちゃやります。
Commented by さすらい at 2009-08-01 23:44 x
イデオロギーはともかく、アメリカ的な消費型の経済システムは似てきますね。
いずれつけが回ってくるはずです。日本もですが。廃棄される食料の山を見ると呆然とします。次々に更新を迫るような機器類も。
Commented by past_light at 2009-08-02 20:25
中国の環境汚染の報道を見ていると、ただごとならぬようすですが、かなりのんきな感じですね。
日本が経験した水俣病的なものが蔓延しておかしくないと感じます。
手遅れにならないかと心配ですね。
Commented by さすらい at 2009-08-03 00:57 x
そうですね。もともと中国の黄河流域は古代は荒れ地ではなく、いろんな動物の化石が出たと聞いています。こんな時こそ、日本の技術が生かせる場面だと思いますが。中国の危機感はどの程度なのでしょう。
Commented by past_light at 2009-08-03 01:19
中国は広くて、かなり地域ごとにその地域で権力を持っている連中がいるのでしょうね。
なにより経済成長ということに取り付かれている時代ですから,まだまだそうとうな被害が露にならないと気がつかないのかもしれませんが。
他国、日本などからも流入する廃棄物質から錬金術的なことでお金を得ている様子もあるようですから、ことは複雑怪奇です。
Commented by  さすらい at 2009-08-04 01:28 x
今の中国は何でもありの感じでする。日本で有料品質として売り出された物の中でリコールになったのは中国製が多いと何かで読みました。アニメーターをやっている妹の話では、あの業界も人件費の安い中国への発注が多くなって、仕事が減ったとこぼしてました。
 せまい日本でも地域のボスがいる例もありますから、広大な中国ならなおさらでしょうね。共産党的な考えをしている人なんてそんなに多くないのではないでしょうか。
どこかに、中国で贈収賄かなにかの犯人が死刑になったというニュースをよみました。見せしめと言うことでしょうが、高官たちはどうでしょう。
Commented by past_light at 2009-08-04 02:19
そうですね。最近はどの業界でも、生産工場は中国が拠点になっているところが多いです。
そういえば、アップルのアイフォーンなんかも中国で作ってますねる
人件費の問題なので゜すが、日本とか多くの国でも、人の手を使う、細かい技術的な事が仕事としてなくなってきているわけです。

中国はすでに本来の共産主義のイメージとは似ても似つかないシステムじゃないですか。
Commented by さすらい at 2009-08-04 03:46 x
そうですね。昔の「職人仕事」というアナログな世界の継承者が消えていくことが心配です。どの職業でも、すばらしい名人がいるはずです。なんとか残したいでかす。
BSの「クール・ジャパン」ご存じですか。日本のいろいろな日本らしい世界に若い外国から来た人たちがレポートしたり、討論したりする番組です。このいろんな国の人の文化の違いがおもしろくて時々見ます。先日は「車」というテーマでした。外国の肩のレポーターが、トヨタの開発部の技を見学していましたが、若い職人的な技術者を育てているところが紹介されていました。
20前半ぐらいの青年が、平面の金属板材を小槌ひとつでたたいて、きれいな半球にしてしまう技はすごかったです。まだ、ああいう企業教育もやっているのだなと感心しました。

中国は何主義と行ったらいいのでしょうね。「共産党」という名前の独裁は天安門事件いらいはっきりしましたが。人民が非武装の人民に銃を向けるというのはショックでした。「共産党」の看板と「共産主義」はイコールになっていないですね。
Commented by past_light at 2009-08-04 18:09
「クール・ジャパン」は、ぼくも時々観ています。
でも、その回は見ていないようです。

主に人件費のことで中国とか東南アジアへの生産工場の拠点が移るのはいわゆるグローバル化した経済システムでは織り込み済みで進行してきたものでしょうね。
経済は、あまりに優先されると人間が機械的な道具になってしまう感じがありますね。
いまの共産国、独裁国などで、それがかえって浸透しやすい、個人をコントロールしやすく、一丸となって経済発展するということは考えられますね。
Commented by さすらい at 2009-08-06 02:12 x
 グローバル化の行き着く先について考察した良い本はありませんか。このまま「すべてが」良い方向に進むなどは考えられません。日本でも、国内の技術や技術者の空洞化が心配です。安い人件費などは、そのまま国内の雇用や賃金に跳ね返って格差社会をますます推進しそうです。アニメなんかも今は大半中国に発注され、国内のアニメーターの育成が頓挫していると聞いています。
Commented by past_light at 2009-08-06 19:28
さすらいさんは、よく本をお読みのようですね。
ぼくはあまり最近読んでいないのですが、ニュースの記事にはけっこうそういう話題もありましたね。
アニメの危機感についてのはなしもトピックにあったようです。
アニメーターも現場でセル描きの時代に、いちどアルバイトに行こうかと,面接を受けた時があります。描いている絵を見せて、社長が「やめた方がいい」と言いました。
率直に聞いた話で、残業は多く、賃金は実に安く,独創的な仕事の機会はない、と明かされましたね。
背景を描いていた人を知っていますが、背景はまだ条件が良かったと記憶しています。
アニメ大国日本の現状は海外では信じられないものだと思います。
Commented by さすらい at 2009-08-06 23:59 x
>残業は多く、賃金は実に安く,独創的な仕事の機会はない、

その通りのようですね。最初期のアニメ「鉄腕アトム」のとき、ずいぶん安く請け負ったそうで、手塚氏はマンガの方で稼いでつぎ込んだのでしょうが、アニメ低賃金の発祥と思っているアニメーターも多いようです。まあ、最近のテレビ番組なんかでも、制作費の少なくてすむバラエティ系が多いですが。
Commented by past_light at 2009-08-07 02:19
創世記の日本は、手塚さんの情熱だけで幕を開けたようなものですね。
ですから、後先お金の事は考えていなかったんでしょうね。
パイオニアの功罪というものはあらゆるものに付き物かもしれません。
もともと働き口、という言葉が資本主義的で、民主主義的響きじゃないです。
Commented by さすらい at 2009-08-08 02:48 x
なるほど、コストとか、効率化とか、利益とか,ものの善し悪しの基準とは違う言葉ばっかりです。資本主義の中に、そもそも,民主主義とは相容れないものもあるようです。全員が金持ちになる平等ではなく、たいていどこかにひずみが行くような形になる。市場原理主義なんてのも、万民の幸福とは関係ありませんしね。
Commented by past_light at 2009-08-09 01:30
民主主義、という言葉も本当はよくわからないで使っているのかもしれませんね。というか、まだそんな制度は完全に執行されていない、と言うべきか。
それにくらべると、なんとか原理主義、というのはばかに正直で、ダサイ響きです(笑)。
Commented by さすらい at 2009-08-09 03:50 x
民主主義に変わる理想的な政治の仕組みを考え出せたらいいのですが。「正義の人」の専制政治や「哲人国家」なんていうのも、本人がとしをとってゆくとだめになるでしょうしね。それに官僚が関わったとたんに,どこかの国みたいに怪しくなることもありますし(笑)
原理主義は、馬鹿正直なだけに教条的で怖いものがあります。
Commented by past_light at 2009-08-10 02:20
馬鹿正直主義というのもおもしろいかも。(笑)
困ったときは、困ったと正直に他国に助けてもらい。
余ったときは余りましたと正直に分ける国になり,

ソンナクニニワタシハナリタイ(笑)
Commented by さすらい at 2009-08-10 02:42 x
みんな馬鹿なんだしお互い様さと、正直に手をさしのべ合い,最終的には、「国」などと言う枠組みは無くなればいいと思います。「一つの地球」です。

カミニモマケズ、カクニモマケズ(笑)
Commented by past_light at 2009-08-10 18:38
イマジンという歌詞が、ふだんは理想的にきれいごとに聞こえて、無視されがちなのに,いざ戦時とかなると危険思想として放送禁止とかなりますが、こういうところに国家という観念の偏執的的症状の病理があるんだろうと思いますね。
人間の多くは病気だから、この世は分け隔てしているという世界なんでしょう。
Commented by さすらい at 2009-08-11 03:05 x
放送禁止や検閲はネットにも及びますね。「危険思想」というのは、誰にとって危険なんでしょうね。「蟹工船」でも、危険思想になったのでしょうかね。若い頃、「治安維持法」が問題になったときがあったような記憶があります。マスメディアも,安全な時代は自由思想を唱えますが、いざとなると権力に迎合します。
ナポレオン戦争のあとのウィーンは、メッテルニッヒ体制で,自由思想は徹底的に弾圧・検閲されていました。葬式のの時、死者の蔵書まで調べたと言いますから。国家というのは、昔から同じです。
自由思想は滋養思想なのに。
Commented by past_light at 2009-08-11 19:57
滋養思想はよさそうです(笑)。
出る釘は叩かれる,というのが国家というものが作った戒めかな(笑)。
Commented by さすらい at 2009-08-12 03:17 x
すると、釘に見られないように,爪楊枝にでもなっていなくてはならないのかな。
妻楊枝はおっかなそうですが。
Commented by past_light at 2009-08-12 17:14
妻は用事で出かけてます(笑)。
用事もないのに、海女下りするのは家計も節約してないんです(笑)。
Commented by さすらい at 2009-08-13 01:44 x
お宅でもあまくだりありですか。
高級完了一家なんですね。
Commented by past_light at 2009-08-13 02:29
尼さんのくだりで、このコメントもそろそろおひらきに(笑)。
by past_light | 2009-07-31 14:55 | ■ちょっとミニメモ | Trackback | Comments(32)

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