「問題は、その問題を引き起こした考え方と同じ考え方をしているうちは解けない」

エンデの本の話を前に書きましたけど、「通貨」というものの歴史とか問題を具体的に語っているサイトを見つけました。講演録のビデオがあり、まだ1回目しか見ていないのですが、興味深いので、ご興味のある方に紹介しておきます。
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利子はバーチャルな数字であって、実体のないお金です。
利子分のお金は、椅子取りゲームのように、誰かから奪わなければ支払えません。だから、椅子を巡って激しい競争が行われます。
そして、全体でみれば、貸出し金額より返済金額の方が常に大きい。借金を完済しようと思えば、さらに新たな借金をしないと出来ない仕組みになっています。これを無限の借金ループと呼びます。
フォード自動車の創業者ヘンリー・フォードは「金融業者たちの目的は、消滅不可能な債務の創造による世界支配である」と語っています。・・・・

たとえば、100万円借りて元本の100万円のみ返せばよいのなら経済は成長させなくてもすみますが、100万円借りて元本+利子で110万円返さなければならないとなると、10万円分売上げを増やさなければならない。つまり経済成長しなければならないのです。
もう一つ、このシステムでは利子率を上回る収益を出せる事業にしか投資できないという問題があります。
しかし、必要な事業が必ずしも収益を出せるわけではありません。
収益は出ないけれども私たちにとって必要な事業というのはたくさんありますが、そういう事業には投資されることは、まずありません。

それと、ご存知の通り、地球は有限です。私たちの経済活動というのは、地球の生産能力および浄化能力の範囲内でしか持続的におこなうことはできません。
ですから、経済成長を続けていけば、やがて環境的破滅に行き着きます。
しかし、今の貨幣システムでは、経済的な破綻か環境的な破滅か、どちらかという選択肢しかありません。

かつては、経済が成長すれば皆が豊かになるとされていました。しかし、実際には経済格差が拡大するのみでした。
破産者が増えれば消費が止まり、成長も止まります。

このような行き詰まりを解消するために、戦争で全て破壊して一からつくり直す、スクラップ&ビルドなんてものがおこなわれる要因にもなります。
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現在起きている問題の多くは、ほとんどがこの貨幣システムに起因していることをご理解いただけると思います。
アインシュタインの「問題は、その問題を引き起こした考え方と同じ考え方をしているうちは解けない」という有名な言葉があります。
つまり、このシステムに手を付けない限り、自民党だろうが民主党だろうが、誰が政権を取っても、何をやっても状況は変わりません。
問題を解決するには、まったく違う発想をする必要があります。
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by past_light | 2008-12-23 19:46 | ■ちょっとミニメモ | Trackback | Comments(0)

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